こんにちは、NASHIMIDORIです。
皆さんは、何かの目的に向かって努力しているとき、目の前の誘惑に負けてしまった経験はありますか?
・英語の勉強を始めたけど、丁度見たかったドラマが放送される時間とぶつかり、ドラマを見てしまった経験
・ダイエットをしているが、スーパーで買い物中ずっと食べたかったお菓子を見つけ、「今日だけは特別」という理由で、そのお菓子を買って食べた経験
・休日、給料アップや将来のために資格の勉強中、友人に誘われて遊びに出かけた経験
誰しも人生で一度は、目の前の誘惑に負けたことがあると思います。
年初めに新年の目標を立てても、25%の人は
たった1週間で挫折しちゃうって統計もあるよ。
そして、私たちはこういった目の前の誘惑に負けそうな場面に遭遇した時、必ずと言っていいほど、自らの自制心(セルフコントロール能力)を頼りにします。
「今自分には資格の勉強という、やるべきことがある。将来資格を得て収入がUPする事を考えれば、今まさに気になっているYoutubeを見るのは非合理的だ。今は自分がやるべきことに専念するべきだ。」といった感じで。
自制心ってのはドラマやアニメなどの娯楽を我慢して、
やるべきことをやろうとする力のことだね。
そして、多くの人はこう考えます。
もっと自制心を鍛えれば、目の前の誘惑に負けなくなり、目標達成が出来るようになる。
理性を働かせて、感情をはじめとした本能を制御するのが大事だと、
自分はまだまだ理性の力を十分に鍛えられてないから、目の前の誘惑に負けてしまうのだと、
だからもっと自制心といった理性の力を鍛えるのが大事だと、私たちは考えるんです。
確かに、理性は本能よりずっと後に備わった能力です。社会で生きていても、「感情で語るな、論理的に話せ」と言われる場面は多々あるかと思います。
それだけ、理性は現代人にとって重宝される能力だと、もてはやされています。
理性を保て!ってよく言うよね~
でも、こう言われたらどうしますか?
意外と自制心はあてにならない。それよりも本能の1つ、感情を上手に使え。
1.型破りなモチベ管理法
本記事の主な内容は、以下の通りです。
意外と自制心はあてにならない。それよりも本能の1つ、感情を上手に使え。
自制心って上手くいかないこと結構あるよね~
感情と言っても、喜怒哀楽などではありません。社会的感情、です。
そして、モチベーションを管理するにあたって重要となる社会的感情は以下の3つです。
①感謝の念
②思いやり
③誇り
実はこれ、イギリスのノースイースタン大学の心理学者デイヴィッド・デステノ博士が主張しておられる内容(※1)になります。
つまり、多くの人は自制心や意志力を駆使して目標達成を頑張るけど、かなりの確率で失敗に終わっちゃうので、もっと簡単で使いやすい社会的感情(感謝・思いやり・誇り)を使おうぜっていうわけです。
3回に分けてやっていくよ~
博士が提唱する「やる気UPに繋がる3つの感情」を全3回に分けてご紹介していきます。
・1本目:本記事
・2本目:22/7/10 投稿予定
・3本目:22/7/15 投稿予定
記念すべき第一回である今回のトピックは2つ。
「なぜ社会的感情がやる気UPに繋がるのか」、「感謝の念を抱け」の2つです。
もちろん、私自身が日頃実践しやすいようにカスタマイズしたやり方もご紹介するので、めんどくさがり屋な人は必見です!
では、早速やっていきましょ~!
2.なぜ社会的感情がやる気UPに繋がるのか
まずはこれですよね。なぜ社会的感情がやる気UPに繋がるのか、です。
感情は時に人を狂わせてしまいます。一瞬の間に起きた殺意で事件が起きてしまうことは誰しも知っていますよね。そんな強力なパワーで良からぬ方向に向かわせる事もできる感情が、一体なぜやる気UPに繋がるんでしょうか。
一言でいうなら、「社会生活と結びついた大切な感情だから」です。
例のごとく、人間は社会的な生き物です。
ここまで人間、とりわけホモサピエンスが生き残り、進化してこられたのは「社会的な生き物」であったことが大きく関係しています。
例えば、昔の人間は自分よりも数倍も大きなマンモスを狩りしていました。
これも1人ではなく、複数人でチームを組んだからこそ成し得た技です。
社会的な感情は長期的な視点をもたらす
長期的な成功をするためには、短期的な快楽や今を多少犠牲にする必要があります。
将来、弁護士になるために、大学生活での遊びは少しだけにして、勉強に専念するのがその1例ですね。
実は、社会的な感情は未来の利益を重要視する判断を手助けしてくれるんです。
続きは「ゆうの書斎」にて
というわけで、なぜ社会的感情がやる気UPに繋がるのか、についてお話してきました。
この後は、「VIA強みテスト」「感謝がもたらす脅威のメリットの数々」「感謝の念を抱く習慣を作る方法」について説明していきたいと思います。