どうも、現実逃避をしようと思い立ち、都会を離れ、360度木に囲まれた田舎で過ごしていたNASHIMIDORIです。
今回は、5日間の滞在で感じた田舎と都会との違いとその教訓を忘れないように書き留めておきます。
都市に住んでいると気づかない事がたくさんあったよ!
という感じで、今回の記事は備忘録なので悪しからず。
それでは、本編入ります。
【田舎と都会】意外な5つの違い
僕が感じた田舎と都会の違いは以下の5つです。
①マイペースな人が多い
②優しい人が多い
③時間が経つのは速い
④世の中は不要な情報で溢れている
⑤人に囲まれ、顔を見続けるのは意外と疲れる
以下、それぞれ詳しく説明します。
他にも色々あるけど、今回はこの5つに絞るね!
①マイペースな人が多い
もちろん、これは良い意味でマイペースということです。
僕も新宿駅とか行くことがあるんですが、こっちの人はみんな忙しそうに感じます。
良く言ったら、「賑わってる」って感じですね。
新宿で人の波に巻き込まれたら最後です、なかなか抜け出せません(笑)
例えば、
・駅でゆっくり歩いていると、ぶつかられる
・信号無視をする人が多い
・常に次の予定を抱えている人が多い
みたいな感じですね。
都会の方が母数が大きいから、多いと感じるだけじゃないかとも思いますが、
「忙しいですか?」と聞いたら、都会に住む人の方が「はい」と答えるんじゃないかなと思います。
一方で、田舎に住んでいる人達はマイペースだなと感じました。
急かしてくる人が少ない
「法定速度以下で走っても後ろの車にせっつかれない」のは驚きました。
「うわ、やべっ。法定速度切っちゃってる。後ろの人怒って、めっちゃくっついて来てないかな?」と心配になったんです。
でも、ルームミラー越しに後ろを見ると、僕の車と結構な距離を開けて自分よりも遅いスピードで走ってたんですよね。
僕のイメージでも、田舎の人達は道に慣れている分、結構スピードを出すものだと思っていたんですけど、地域の違い?なのか、むしろその逆でした。
ちなみに、後ろの車は数秒前まで信号で一緒に止まっていた車です
多分、都会の方で法定速度以下で走ってたら、抜かされるか、くっつかれるか、だと思います。
自分だけのオーシャンビュー露天風呂
「自分専用の露天風呂を海辺に作って満喫していた」のにも驚きました。
温泉がパイプから海に流れている場所があったんです。
そのパイプの先が、浜辺に置いてある小さな船の上に繋がっていて、その船に温泉が溜まっていたんです。
その時は「何なんだろう?子供が遊びで船に温泉を貯めてるのかな?」と思ったんですが、夕方になってもう一度その場所を訪れると、1人の人がその子船の温泉に浸かっていたんです。
あ、もちろん水着は着てますよ?
「なるほどー!」と思いましたね。
目線を上げれば一面の海で、まさにプライベートビーチで温泉に入っている感じでした。
自分のやりたいように、のんびりと過ごしていた
自分は割とのんびりなタイプだと思っていたんですけど、世界は広いですね。上には上がいます(笑)
「そんなのんびりと過ごしている暇なんかないよ!」っていう思いはあるんですけど、
せめて、もっとマイペースな生き方という選択肢はあるし、そんぐらいの心持ちで居たいと強く感じました。
だけど、周りの環境の影響もあり、気づいたらそんなこと忘れて、またせわしない日常を送っているはずです。
だから、田舎に行って感じたこの違いを忘れないよう、こまめに思い出そうと思います。
②優しい人が多い
2つ目の違いは、「優しい人が多い」です。
正確にいうと、優しい部分が見えやすいかもしれません。
例えば、ご飯を食べに地元の定食屋さんに行くと、サービスと言って、もつ煮を出してくれたんです。
お店の人は「若いからたくさん食べな~」って感じで出してくれましたが、僕は驚きました。
常連の人ならまだしも、また来るかすら分からない人にサービスを出すなんてって。
しかも、味がしっかり染みてて美味しかったあ
泊ったこと無いんで詳しくは分からないですけど、高級旅館に泊まると色んなサービスを受けられるじゃないですか。
ウェルカムドリンクをくれたりとか、思いがけないサービスをしてくれたりだとか。
でも、それらのサービスはある意味で宿泊代に含まれていると僕は思っています。
つまり、「そういったサービスも、お金を払って受けている」という認識です。
現に、安いビジネスホテルなんかは最低限のサービスで運営されていますしね。
安いビジネスホテルはダメだって話じゃないです!!
そういった「等価交換」を当たり前に思うようになっていたので、なんかモノの見方が狭くなっていたんだなあと感じました。
それと同時に、都会に住んでいると、「人との物理的な距離は近い一方で、心理的な距離は少し遠いのかな」と感じました。
もちろん、これが完全に悪いというつもりはないし、絶対的なものでもないと思いますが、やはりどこか心の距離は遠いのかなと思います。
③時間が経つのは速い
みんなマイペースでゆったりと過ごしているなら、時間経つのもゆっくりなんじゃないの?と思いましたが、実際はその真逆でした。
「意外と時の流れは速かった」です。
朝は8時までには起きていました。
そのあとは、海岸沿いや山道を散歩しに行ったりしました。
そうやって、のんびり過ごしているとあっという間にお昼です。
お昼ご飯を食べて、ちょっと昼寝をして、そのあとまた散歩に出かけていました。
その散歩から帰ってきたら、もう夕方で、夜ご飯の時間が近くなっているんです。
こんなにも時間経つの速いのかとびっくりしました。
自然の中にいるとよりマインドフルな状態になる?
あくまで僕自身の考察ですが、自然の中で過ごしていると「マインドフルな状態」になる機会が多いんじゃないかと思います。
そのおかげもあってか、心に落ち着きが持てる一方で、時間が経つのが速く感じるのではないかと思います。
昔、病を患った人の多くが自然に触れて生活して療養したそうですが、それもこのマインドフルと関係あるんじゃないかと思ったり思わなかったり。
④世の中は不要な情報で溢れている
4つ目は、「世の中は不要な情報で溢れている」です。
田舎に滞在していた5日間、ほとんど携帯やパソコンなどの電子機器を開くことはありませんでした。
そうした電子機器に触れない生活をして気づいたのですが、世の中には情報があり過ぎです。
「携帯が無いと生きていけない!」という人も多いですが、人に聞いたり、立ち止まって考えたりして意外と何とかなりましたね
今僕たちが生きる世界は、電車・都会・テレビ、どこもかしこも広告だらけで、常に僕たちの不安や購買意欲を煽ってきます。
スーパーやショッピングモールに行けば、選びきれないほどの商品が並び、大量のお金が消えていきます。
テレビや新聞を開けば、よく分からない国で起きた事件や日本で起きた悲しい事件など、自分ではどうすることも出来ない情報がたくさんです。
「人生1周では、世の中の全てを知ることはできないぐらいに、今の世の中はたくさんのも物や情報で溢れている」のです。
そして、その多くは意外と自分に必要のないものなんだと改めて気づきました。
物や情報が豊かになったけど、その分、僕たちは常に色々なものに触れて生活しているんだなあと
以下の記事では、「スタージョンの法則」という似た話をしています。
⑤人に囲まれ、顔を見続けるのは意外と疲れる
ひとつ前では、不要な情報の多さを挙げましたが、最後もそれと同様に「多さ」に関するものです。
5つ目は、「たくさん人がいる所に居ると、意外と疲れる」です。
これに関しては、僕個人の性格と結構関係しているのかなとも思ったので、最後にしました。
僕の場合、いわゆる「人混み」の環境にいると凄く疲れちゃうんです。
というのも、人の感情が自分の気持ちにも大きな影響を受けるタイプで、例えばイライラしている人を見ると自分の気分も下がっちゃうんですよね。
通勤時間の満員電車とか、新宿駅の帰宅ラッシュとか、物理的にも精神的にもかなりくるものがあります。
田舎に滞在していると、ほぼ「人混み」になっている環境はありません。
混んでいるのは、有名な観光名所とかぐらい!
そのため、ほとんど人と会わない生活を送ることができ、中には「ビーチ独り占め」みたいなこともありました。
そして改めて、人が沢山いる環境にいると知らないうちにエネルギー奪われているんだなと感じました。
まとめ&教訓
こんな感じで、今回はだらだらと、自分の備忘録として書いてきました。
改めて、僕が感じた田舎と都会の違いは以下の5つです。
①みんなマイペース
②みんな優しい
③時間が経つのは速い
④世の中は不要な情報で溢れている
⑤人に囲まれ、顔を見続けるのは意外と疲れる
最初は現実逃避で田舎へ向かったため、少なからず罪悪感みたいなのはありましたが、こうして新しい気付きを得られたのは大きな収穫です。
人間どうしても同じ環境(いわゆるコンフォートゾーン)に留まり続ける性質がありますが、時には「違う環境に飛び込んでみるのも大事だな」と感じました。
そう考えると、「現実逃避」もポジティブな捉え方ができるかも~
違う環境に行くことで、今まで自分が居た環境を見つめ直すきっかけになり、そうして初めて気づくこともありますからね。
と、こんなところで終わりたいと思います。
本日の記事によって、あなたの背中を押す手助けが出来ていたら幸いです。
では、また!
S.P.最後に自分一人しかいなかった海岸の写真をどうぞ!